小さな気遣い – きみので暮らそ。

小さな気遣い

実際にご指摘いただいたことを記しました。
おせっかいかもしれませんが、ぜひ参考になさってください。

あいさつ

出会ったら誰にでも挨拶をしましょう!

知らないひとでも、向こうはあなたを知っています。
遠くのひとには会釈や、手を振るくらいで大丈夫です。

帽子

ニット帽、ベレー帽などのおしゃれな帽子。
ですが、田舎ではそれが『ファッション』だとは思ってはくれません。

お宅にお邪魔するときは帽子を脱ぎましょう。

敷居

敷居を踏んではいけない理由は諸説ありますが、部屋に上がる際、玄関に入る際には踏まずにまたいでください。
特にお子さんには注意してください。現在でも「しきたり」が生きているのが田舎と言えます。

「物件」ではなく「お宅」です

よそのお宅にお邪魔したとき、お子さんは家の中を走り回っていませんか?
おうちの様子が気になるからと、家の物を勝手に触ったり、庭の花を摘んだりしていませんか?

案内させていただくのはのは、移住された方のお住まいや、空き家になってはいますが、貸主さんの「お宅」です。

大人も子どもも、よそのお宅にお邪魔するときの礼儀をお忘れなく。

何かあったのかな?

数日家を留守にする際は、お隣の方に一言伝えましょう。
家にあなた方の気配がないと、「何かあったんじゃないか…」と心配させてしまいます。

大切な話

大切な話をメールや電話で済ませていませんか?

督促状や通知書ではないのですから、会えるひととは顔を見て話しませんか?

表情が見て取れない話し合いは、あらぬ誤解を生み、事態をこじらせることもあります。

「ありがとう」

Aさん「大根持って帰りなぁ」

Bさん「そんなんもうえぇよう」

Aさん「そんなこと言わんと持って帰りなぁ!今袋持てくるわ」

Bさん「わりなぁ、ありがとうやで」

…翌日

Bさんの旦那さん「昨日はありがとうやでぇ、あんなええ大根もろて」

Aさん「そんなことないよ、ようさんあって食べられんさけね」

Bさんの旦那さん「ありがとうやで」

おいしいおでんにしました。

Bさん「大根おでんにしたんやけど、甘ておいしかっとう。ありがとう

Aさん「そらよかったよ。まだあるさけ、なんやったら言うてよ」

Bさん「いやいやもうえぇよぉ、ありがとう

さて、この会話の中で「ありがとう」が何回でてきたでしょうか。

しつこいくらいの「ありがとう」です!

でも、この会話が日常会話です。わざわざお礼を言いに行く必要はありませんが、いただいた方に出会ったら、家族の方にもお礼を言いましょう。

田舎のものさし

田舎と都会では、慣習に多くの違いがあります。
移住したての頃は、そういった違いに疑問を感じることもあるでしょう。
しかし、「郷に入りては郷に従え」です。
そういうものだと割り切って、田舎暮らしを楽しんでください。

豊かな自然

多くの方が、「田舎でゆっくりと暮らしたい」と、移住してこられます。
しかし、実際は…。
「虫が頻繁に出るし、剪定に草刈りに畑の世話…ゆっくりなんかしてられない!」です。
慣れないうちは、自然と付き合うのが一番大変かもしれないですね。

きみので暮らそ。